ザンギエフ1周年記念祭

 私の記憶が確かならば、この5月末で我が家のPS3でのスパ4キャリアがめでたく1周年を迎えた。1年前に襲いかかった家電買いたい欲に積極的に負け、ディスプレイやらPCやらPS3やらを揃えたのはまだ記憶に新しい。このような快調なBUROGUの書き出しの中、3つ目の文章にして早くも余談であるが、今年も同様に家電買いたい欲の襲撃を受け、ニンテンドー3DSを買うという大敗北を喫した。どうやら私には、5月病の代わりに家電買いたい欲が襲い掛かってくるらしい。とはいえ、スルーするつもりだったテリー3Dが予想以上に面白そうなので結果はオーライである。むしろ明日の発売が相当待ち遠しい。早く明日になれ。

 本題に戻そう。スパ4ザンギエフ1周年がめでたいよねという話だ。もともとスト4時代はゲーセンで100円入れたきり触れておらず、スパ4AEへの移行の1ヶ月前にようやく波に乗ろうとした出遅れ組である。その時点でそれまでのプレーヤーとは2年近くのブランクがあったわけだ。そんな猛者たちの割拠する地獄へ単身突入して1年。この1年で私が積み重ねた戦歴を記録しておくべきではないかと思った。そんだけの話なので興味が無い人はもう読まなくていいですよ。なんの参考にもなりませんよ。ただしザンギエフをご存知の諸兄は別だ。

まずはランクマッチ(勝敗でポイントが増減、ランキング付けされる)とエンドレスバトル(ポイント無し)を含むネット対戦すべての成績がこちら。


特に見所は無い。エンバトではサブキャラ認定したハカンだけでなく、ランダム選択で遊んだりしているので総合のデータに特に意味は見られない。もうじき総合ネット対戦数が10000の大台に乗るところが笑うところか。一日平均20試合以上を黙々とこなしたことになる。

続いてランクマッチのみの成績。


やはり最高PP5000を超えたことが本当に嬉しい。ここまで来れるとは思っていなかった。妙に多い総合BPの8割近くはザンギの貢献だが、それ以外にもハカンで油を塗りたくったり、リュウで滅昇龍拳を当てて遊んだり、ホークで飛び回ったりとストレス解消をした結果である。

お待たせいたしました。そしてこちらが、純度100%まじりっけなしの、ランクマでしのぎを削ったザンギエフの戦いの記録である。


 以前も書いたが、AクラスになってからBPがなかなか上昇しない。1日で100上げたとしても次の日の30分で300下がったりする。次のランクまで残り2500と聞くと少なそうだが、この道程はまだ遠い。
 ザンギの勝率が67%なので、平均すると2回勝って1回負けるペースだ。私の記憶が更に確かならば、昨年スパ4を始めて1000試合戦った時の勝率が50数%だったはずなので。かなり長期的スパンだが、実際の勝率はわずかに上昇しているのではないだろうか。
 最多連勝数29は見て自分でも驚いた。いつそんなに勝ち続けたのだろうか、全く記憶にない。
 通常勝利回数等の数字は、一試合ではなく1ラウンドごとの計算。2ラウンド先取のランクマのみなので、10回に1度くらいの割合で祖国、あるいは祖国の空によって勝利がもたらされたことになる。そんな中タイムアップ勝利が11というのはやはり少なすぎる。制限時間が10を切ってからみるみるうちに焦ってくるのが自分でもわかるのだが、それをこらえて防御に集中することを意識したほうが良いのかもしれない。他方、ファーストアタック率が5割を超えているのは良い傾向なのではないだろうか。一発当てて体力のアドバンテージを得ることは、精神的な余裕に直結する。そしてその精神的余裕が立ち回りにいかに影響するかはいわずもがなである。

最後はザンギに挑んできたキャラクタ別の勝率だ。こういうデータをすぐ見れるようにしているカプコンはえらい。

 トップ10くらいまでは、対戦相手だと(他のキャラに比べて)非常に安心する大切なお客様である。AE2012以前で無双状態だったユンヤン兄弟も、やはりザンギから見たら客人だ。この中ではケンの存在が特別だろうか。昇龍拳のお化けなので絶対に油断できないという心構えと、リュウに比べたら使用者が少ないという理由からトップ10入り。

 20位あたりまで来ると、辛いあるいはめんどくさい相手が連なっている。ベガはもっと勝率が上でもおかしくないのだが、ヘッドプレスを混ぜたクルージングで逃げられるとイライラしてつまらない負け試合を拾うケースが多い。
 フェイロンは刺し合いのみで勝負を挑んでくるタイプだと辛い。コーディーは基本的に石を投げる以外全く攻めてこないが、こちらの攻めのミスを誘って一発逆転の火力を持つイヤなヤツ。
 いぶき・ジュリ・ローズはそもそも捕まえるまでに精神を消耗する。特に最近のいぶきときたら、起き攻めクナイどころか、旋風先端当てと首折り仕込み中Pで刺し合いもオーケー、近距離なら投げられない中段からコンボでダウン後起き攻めコース、いざとなったらバクステで逃亡、とザンギにとって天敵のような相手に思えてきた。
 さくらは攻め込まれると一瞬で負ける。リュウはなんといっても使用者数が多いので当然上手い人も多い。
 DJが下の方にいるが、個人的には非常に楽しく戦える相手で、ふるって入ってきて頂きたい。ガイルと同じタメキャラなのになぜこんなに印象が違うのだろう。
 ヴァイパーはレアキャラなので一度の勝負で大きく勝率が変化する。サンダーの当て方が上手い人にはまだ敵わない。

 半分より下位にいるのは、こちらの一つのミスで一発逆転することが得意な方々だ。剛拳師匠・アベル・バイソンのウルコンつなぎ、ホークの空ジャンプウルコンが特にそれにあたる。
 ハカンが特殊で、どういうわけか最近のハカン使いは全員上級者だ。おそらくザンギ使いのポリシーと同様のこだわりをもって日々研鑽を積むハカンが生き残っているのだろう。
 ゴウキ・バルログブランカは、ちくちくとダメージを積み重ねられていつのまにか負け一歩手前に追い込まれるのが常。
 エル・フォルテ戦は技術でなんとかなるものが少なく、起き上がりのブレスとトルティーヤとケサディーヤという選択肢に対し、それぞれセビとバクステとガード後EXバニという正解を出せたら勝ち、ダメなら負けるじゃんけん大会だ。
 さて、ザンギとルーファスであるが、この2キャラは2ヶ月前はもっと勝率が高かった。ここまで落ち込んだ理由は、ザンギエフの王様でありもうじきルーファスの王様になりかけている方と日々戦ってはやられているからである。毎回あと一発で勝てるというところまでは展開できるのだが、その一発が決まらない。やはりこの一発の差は何か決定的な差なのだなと感じる今日この頃である。その代わり、格闘ゲームで、というかゲームで初めて、この人には勝ちたいという目標となっているのも事実。本当にネットは広大で素晴らしいものだな。

34位以降残る6キャラが、魔王軍6大軍団長に匹敵するボスキャラである。ここまで読んだ諸兄にこれだけは覚えてもらって帰っていただきたいのだが、スト2からどすこい空飛ぶお笑いお相撲キャラのような印象を与え続ける本田さんは実はすごく強い。本田さん横綱じゃなくて大関なんだけど実はすごく強い。最近のホンダさんは張り手から通常技を経てまた張り手で最後に大Kを当てるコンボキャラで、スクリューで一回吸うより遥かに高威力。必殺技→通常技→必殺技っていうコンボルートはスト2ぽさが感じられない。ここだけはカプコンの社員に詰問したいところ。
 ガイルと春麗はスト2時代からのおなじみの天敵だ。端っこから超低速の飛び道具を撃ちまくり、たまにそれを盾に近づいてきてちょっとさわってまた帰っていく、そんな芸術的なピンポンダッシュこそがザンギの最大の弱点だ。
 そして残るはダルシム・セス・サガットのハゲ御三家である。ザンギとダルシムことインド産ハゲとの相性について今一度確認しておこう。ザンギが歩ならダルシム香車、ザンギがルビカンテならダルシムはブリザガを覚えたリディア、ザンギが非暴力を提唱するガンジーならダルシムは助走をつけて殴りかかってくるヨガを極めたガンジー、このように最悪の相性なのである。もちろんダルシム自体の攻撃力が高いとかいう問題ではない。この相性は、ヨガファイアと伸びる手足がもたらす決定的な攻撃機会の差である。それでもどういうわけか勝率5割を超えているのは、近づけば勝ちダメなら負ける、ならば近づけるか近づけないかは五分五分だから勝敗も五分五分だぜ、というアホ確率計算がたまたまうまいこと行っているだけにすぎない。ザンギの心構えは一回触ったら倒しきるしかない。
 実際のところ、キャラの可能なことを全て繰り出せるとしたら、ザンギが最も不利な相手はセスことシャドルー製ハゲだと思う。伸びる手とソニック・テレポの時点でダルシムとほぼ同条件であり、更に昇龍拳で近距離戦を拒否、ガードに徹すればスクリューでこじ開けられる。さすがにスト4のボスキャラクターなだけはある。辛うじて五分五分に持ち込めているのは、セスがコンボを決めて楽しむキャラなので、ザンギ戦のセオリーに反して近づいてくる銀色のハゲを吸い殺せる機会が割とあること、唯一の弱点である体力の極端な低さが原因だろう。その体力も2012になって何故か50増える意味不明の調整がなされた。思い出したからこれも詰問しなきゃいけない。
 最後に君臨するのは、私が唯一勝率5割を切るタイ産のハゲだ。スト4始まってからずっと上位キャラに君臨するサガットの何が辛いかというと、とにかく使用者が多いことだ。大Kで追い払われながら上下タイガーの事業仕分けを連日何戦も繰り返さねばならない。大した対策もなく、仕分けながら接近し大Kをくぐって攻めようと思ったらタイガーニーで振り出しに戻される。こうして敗戦を繰り返すのだが、負け続けているわりには対戦相手として嫌がる気持ちもあまりない。サガットの体が大きいので結構いろいろ当たるし、勝てた時の喜びが全キャラ中最大である。ただし、その勝利がBP・PPに直結しないことだけが悲しい。ハゲに勝ったらポイント2倍ボーナスキャンペーンを熱望する。

 以上。長い。後半は全て愚痴のように読み取れるが、そうではなく自分に対する反省と自戒を込めた記録として頭にあることを全力で漏らしてみたものだ。いやとか辛いとか言っているが、なんやかんやでスパ4は素晴らしいゲームになったと思う。願わくばなるべく長くプレーヤーと対戦できる環境が続くことを祈る。

 
 だいたいこんな感じで私は元気だ。それでは来週のとらぶるメモでまた会おう。

もう一度祖国のために

 毎年言っているが4月は早い。この文句すらも数回繰り返した気がする。新年度は大体ゴタゴタするので、なるべく巻き込まれないように知らん顔していると時間はあっという間に過ぎる。きっと僕以外の人たちが時間をたくさん回しているのだろう。

 そういえば特に宣言していなかったので念のためアナウンスをしておく。この3月で長かった学生生活に終止符が打たれた。もう一度言う。学生は卒業した。永遠の学生をモットーに生きている我が身としては大変遺憾な出来事と言えるかもしれない。とはいえ一応国内学府のてっぺんをクリアして得られる称号をゲットしたので、達成感は大きい。さて現在はというと特にどこかに雇用されているわけでもない。すわニートの誕生と思われるだろうが、なんとニートであるとも言えず、同じ大学におけるなんちゃら研究員という身分を獲得した現在である。お金を払うでもなくむしろ貰っている。つまり、学生でもなく仕事をしているわけでもなくニートでもない、でもお金は貰える、という考えられる限り最高の状況にあるわけだ。1年間はこのまま甘い人生を過ごしていく所存である。

 特に書くことも無いので、今年初めに立てた4月までの予定の達成状況を見ておこう。僕にとってもそれ以外の人にとっても大変どうでもいい内容であることは言うまでもない。

>掃除
>特に年末何もできなかった分を含め、大掃除を超える伝説の超掃除を求める民の声は大きい。

達成度:△ 民の声もむなしく、我が家の基準で言う中掃除(水回りの漂白等)のレベルしか施行されなかった。本来は洗濯機の給水ホースの取り替えや、何故か水漏れしやすいシャワーヘッド交換、果ては押入れの整理や玄関ドアの水拭きあたりまでやる気持ちはあった。気持ちだけだった。特に反省はしていない。

>食料品の補給
>2か月ほどほとんど自炊が出来なかったおかげで、食料品が、というか調味料すらもが軒並み在庫切れである。
>実は今自宅には砂糖と塩しかない。各種スパイスすら賞味期限を迎えてお亡くなりになっている。玉ねぎを買っ
>てきただけでカレーを即作れない台所にいったい何の価値があるだろうか。

達成度:○ キッチンは通常営業形態を取り戻した。買い物をするだけなので苦労など無い。最近はカレーの頻度が減り、ルクエの調理器を用いた蒸し料理に凝っている。そろそろ梅の季節なので飲み干した梅酒をもう一度作りたい。ネット情報ではジンで梅酒を作れるといううわさがある。そこで今年は好物のボンベイサファイヤでやってみたい。


>運動
>なまってるなんてものではない。そして最大30時間ぶっ続けでキーボードを叩いたおかげで肩はコンクリート
>強度に達している。これをほぐすために水泳でもやりたい。

達成度:△ 水泳と言ってみたが実際にはジョギングと、懸垂を中心とした筋トレに落ち着いた。トレーニングのお供であるBCAAを飲み干したので、アマゾンにて1㎏追加購入した。効果はともかく、これがあるとモチベーションが違う。割とおいしいとも思う。

>旧PCの改造
>やるやる言っててまだ何もやってなかった。ブルドーザというAMDの新しい方のCPUがヤムチャ以下の出来で散々
>だったらしいので、APUの適当なやつを見繕いたい。何をするでもないので性能は度外視している。出来ればマ
>ザボふくめて1万ですませたい。メモリは今も値下がりしてるので安物を適当に。目標1万5千円以下でPC復活を
>試みる。OSはてきとう。

達成度:× やるやる詐欺の筆頭。やらない理由は、やはり作ったPCの使い道がないという点につきる。寝かすのももったいないが作り上げたものもやはり無駄なんじゃね―の、という気持ちが支配的。今後の気分次第。

ドラクエ
>とりあえずWiiのドラクエを買う必要がある。そして来たるべきジェネシスでのドラクエ1RTAに備えるのだ。

達成度:× 結局ドラクエは買っていない。それどころではなかった理由は以下参照。ドラクエ以前に満足するものが大きかった。

>その他
>簡単に書いたけど、このその他が一番時間を喰うであろう。なんとなくミンサガのデータを作り直して一人旅と
>かやってみたい。真かまいたちの夜はもう出たか。アメリカ製地球防衛軍もやってみたい。

達成度:◎ 
ミンサガについては前回の記事参照。なお真サル以外はすべて倒した。真サルは後輩の見る前で挑んでみたが完全に太刀打ちできなかった。まだ廃人には程遠いらしい。
アメリカ製地球防衛軍に手を出した。2に比べて爽快感が激減している、というのが全体の感想。敵が固すぎるのでグレネード弾を敵の集まりに撃ってヒャッハーが出来ない。ストーリーも、これまでのような自分が地球のただ一人の戦士みたいな位置付けはなく、沢山いる米軍の一人みたいなポジションで全く地球を防衛している気がしない。遊べるが、地球防衛軍シリーズではない、と言える。
カラスというシューティングゲームジェネシスのマスターに教わった。最近よくある弾をさけることに集中しなければならない受動的なSTGではなく、むしろ敵や弾に突っ込んで行って敵を倒しまくる積極性が気に入った。現在真ボスにたどり着けたがノーコンティニューで倒すまでは至っていない。シンプルなゲームだがやりがいがある。

ザンギエフ
>なんと2週間も触っていなかった。禁断症状が出なかったのは幸運であった。昨日にやっと新年のザンギエフ
>めを執り行ったが、やはりブランクの影響はすさまじくついにBP15000を割る散々な始末。とりあえず4月までに
>PP4500、BP16000以上でザンギエフランキングトップ10入りを目標に修練を積み重ねていきたい。

達成度:神 現在PP5000、BP16500、ザンギランキング8位、PS3全プレーヤーランキングで500位という大躍進。自分の想像を超える上達ぶりに、もしかして自分は強いんじゃないかと錯覚する。躍進の原因は、おそらくウルコンを祖国に戻したためだ。回避とか情況限定のカウンターでしか使えないシベリアンに比べて、実弾としてダメージ限になる祖国は大変有用だ。あとは立ち回りでしゃがみグラップの練習をトレモで重ね、確定反撃(格ゲー用語で相手のシステム上のスキに攻撃を加えること。確反。⇒似てるが違う言葉:反撃確定)として大スクリュー・祖国をちゃんと決める、相手の反撃確定(格ゲー用語。システム上、防御や回避など一切の行動を取ることができない、技の後のスキのこと。反確。)の状況を知る、という要素も重要だった。やはりスト2に重要なのは反応とか技術ではなく情報だ。
 また最近ツイッターを通してザンギ仲間が増えた。もちろんお会いしたこともない方々である。時にはツイッターでコミュニケーションを取りながら、PS3でザンギ対戦を楽しむということがちょくちょくある。2012年になって初めて、インターネットの有用性に気付いた気がする。自宅でゲームやってるだけでも世界は広がっていく。でもネットって初めからそういうものだ。


 総合的に、ザンギが達成できたので完全に満足してしまった。スパ4初めてほぼ1年近くになるが、本当にここまで来れるとは思ってなかった。とはいえまだ上には上がいる。ツイッター等でお世話になっているザンギ全一(格ゲー用語。全国一位、全世界一位、全世界で一番強い、などの意。)の方との通算成績は、大体3勝20敗以上という状況からも明らかだ。一先ずこの方に勝ち越せるようになりたい。


☆今日覚える格ゲー用語の使用例
確定反撃・・・「あの技はスキが2フレームあるね」「スクリューで格反入るんじゃないかな」
反撃確定・・・「あの部長のプレゼン酷いね。反確あるし反論しとこうかな」
全一・・・「劇場版ドラゴンボールZ-この世で全一の強いヤツ-」

5さいからのとらぶるだーくねす

 1月中旬以降全力で休みを謳歌してきたわけだが、前回宣言したやらなきゃいけないリストは、予想通りほとんどこなせていない。せいぜい中掃除と買出し、軽度の運動とミンサガ一人旅しか出来ていない。もちろんこの最後の一つに休みの8割以上が費やされてきたわけだ。一人旅なので敵の連携攻撃が脅威になるため、1週目2週目を連携封印したままクリアし、全てのイベントが消化できる3週目で一人旅を実行。1000回近くのリセットを超えて、割とサクサクとラスト手前まで到達した。道中のステータスアップ吟味と宝の地図レベル5探しが最も辛い。その結果、苦節6年目にして、ついにミンサガ狂人の証の一つを獲得するに至った。

 この写真だけで何がスゲーのか分かる人は少ないだろう。とにかくこれを見た瞬間は深夜なのに声を挙げて喜んだ。ゲームやっててこんなに嬉しかったのは初めてかもしれない、というレベル。ミンサガの一つの達成点だと言える。


 <ここから専門用語が混じりますのでご注意ください>

 地図は一人で化石魚単体を無音殺で狩る状況再現で確保。確か4小節4拍目ちょい手前あたりだった。4つくらいハズレを掴まされた上で当たりだったのはトマエ火山レベル5。地図判定には発掘大辞典様を参照した。ゲラハを発掘レベル5にしてトマエ地下5階で数回掘り、おまけの個数などからタイミング遅れをほぼ確定(T8R8)させた上で、ID:1050の竜マリを確保して当確。上の写真はそれ。以後、恐竜のHPチェックでランク9に戻して有用な装備を適当に揃えた。竜ケレも一応掘った。


 現在進行度110%超、3地点の語りのみ聞き向かってはいない。残っているのは四天王お使い、ジュエルビースト(封印)、シェラハ、デス、真サルーイン戦のみ。とりあえず可能な限りステータスを上げようと、ゴマ鉱山で修行。イカでHP700オーバーを達成した上で、獣人シンボルの最速サイクロプス即死狩りの再現によって、HPが3ずつ上がるタイミング(連射機の速度を秒間15連射にして戦闘開始後6小節3.8拍目を意識)を発見。本当に見つかるとは思ってなかった。結果、通常よりはるかに手間がかからずHPカンスト達成。感無量である。その他のステータスも大体良さそうなのでそろそろ先に進もうと思う。

 
 <専門用語ここまで>


 読んでも全く分からない内容はこのくらいにしよう。あとは予告通り、文字を読める5歳児以上対象レーティングAで送る誰にでも分かるとらぶるの考察、というか解説を試みたい。どう考えてもすっかり忘れていたのは明白だ。


 何故僕があれほどにとらぶるおもしれーと言い続けているのか。その大枠を説明しよう。結論を先に言えば、とらぶるはこれまでのラブコメ漫画ではない、新しいラブコメの次元−変態−に到達した作品だからである。とらぶるは、ラブコメを変態の領域へ押し上げた歴史的快作である。

 これまでのラブコメは、その設定がいかなるものであれ、基本的には現実との対比を通じて面白さを表現する。つまり、実際には起こらないだろうけど起こったらこんな幸せなことは無い、と読者に思わせたら、その作品は成功と言える。


 さて、とらぶるも数あるラブコメの一つである以上、当然この対比を通じて楽しむ漫画であることは認めて良い。しかしとらぶるは、通常のラブコメの楽しみ方に見られる「現実−理想」の一対一の対比を超えた、もう一つの次元にまで及んでいる。つまり、我々が理想とするラブコメ像の限界を突破し、日常的に変態を描く新しい次元へ到達した。これがとらぶるである。


 では一体何が変態なのか。とらぶるにおける変態性は、世界観及び登場人物が保持する変態性(変態の内部性)と、それを包摂しつつより裏側に存在する、矢吹・長谷見両先生が保持する変態性(変態の外部性)の二種類に分けて捉えることができる。

 前者が意味するのは、読者諸兄には自明なもの、ごく単純な設定の異常さである。我々の日常的な常識に照らし合わせて、とらぶるの世界観がいかに狂っているか、登場人物がいかに狂っているか、ということである。とらぶるダークネスとは、男子高校生リト君のハーレムを構築するために、宇宙人が手段を選ばず当人の意思もほぼ無視したまま奔走する物語である。現実世界に生きる我々は、これを狂ってると言わずしてなんとしようか。普通の感覚で言えばとらぶるの世界観は異常である。逆説的に言えば、とらぶるを普通の漫画だと思って読む人は、自分の常識を少し疑ったほうが良い。また、人物の異常性に関しては更に自明である。一戸建ての風呂場に現れる宇宙人はもとより、朝の挨拶がわりに女の子の胸を揉みしだく籾岡さんや、昼間からパン一になって校内を走りまわる校長先生といった地球人の変態ぶりを見て、何も感じない訳にはいかない。特に地球人の変態ぶりは重要である。これらの人物は、ハーレム構築の話の筋とは一切関係がない。もし仮に宇宙人が地球に全く来なかったとしても、その世界は我々の現実とは異なり、籾岡さんや校長が最初から変態のまま存在するのである。この意味で、とらぶる世界は変態から逃れられない。最初の時点で変態であり、今後も続々と変態宇宙人がやってくるであろう。


 これに対し後者の変態性は少々難解である。有史以来、我々人類は自然に起こるあらゆる現象を、原因と結果の観点に照らしあわせて理解してきた。そしてこの観点をとらぶるに対して向ければ、そこには絵として明示的に描かれていない、異常な論理が働いていることに気づくであろう。このうち最も大きな論理の一つが、私の主張する「とらぶる物理法則」仮説である。簡単に言えば、リト君の頭部と女の子の股間の間には重力とは別の何らかの引きあう力が働いている、という仮説である。これは、現状では帰納法的な理解に過ぎないが、例えばとらぶるダークネス第1話を参照すれば説明は容易であろう。現在の物理学体系では、階段から落ちたリト君が下にいた女の子のパンツを喰って静止する現象を説明することができない。ここには我々の知らない何らかの力が働いていると見るべきである。
 言うまでもなく、これは私の仮説、言葉を変えれば妄想である。描かれていないので仕方がない。しかし重要なのは、こういった妄想による説明付けや深読みを行う「余地」がとらぶるに残されている、という点である。そして「リトは何故なんにもないとこで転ぶんだ」というセリフが述べられたことによって、こうした妄想の余地が矢吹・長谷見両先生によってほぼ意図的に用意されたものであることが裏付けられる。ここに、漫画には明示的に描かれていない、隠された変態性を見ることができる。これが変態の外部生である。


 この2つの変態性がとらぶるの最大の特徴であり、少年漫画としてのラブコメにおける革新的なポイントである。先の述べたように、従来のラブコメは、現実と理想のギャップをある程度理解し楽しむものである。このギャップの程度は様々であり、近すぎればリアリティがありすぎてつまらないかもしれないし、遠すぎればこんな話あるわけねえと飽きられるかもしれない。要は、基本的にラブコメには理想と現実とのバランスが求められる。しかしとらぶるはこのような姿勢に甘んじていない。現実とのギャップの程度なぞ知らぬとばかりに人々の理想の端っこの壁を破壊し、我々に対して「現実 対 変態」という、何億光年も距離のある新しいギャップを示している。こういった意味で、とらぶるは宇宙の果てからやってきた変態という名の聖典である、と言えるだろう。

 
<要約>

とらぶるは宇宙から来た
むしろとらぶるは宇宙であり
宇宙はとらぶるだ
入るのだ
とらぶる教に入るのだ
目 覚 め よ


 一体僕は何が言いたかったのか。全部読んだ人はいるのか。僕も書くだけ書いて読み返してもいないのに。すごく疲れたので1月と今月のとらダーのおもしろポイントだけメモ。みんなもっととらぶるを読むと人生が楽しくなるよ。最近の話は、ブラックキャットを読んだ上で読むといっそう楽しくなるよ。

<1月のやつ>
・ブラックキャットのティアーユ博士が、ヤミさんに続いてとらぶる入り。さっそく汚される。テレポートマシーンの欠陥(移動すると全裸になる)は、ストッキングだけ残る現象に改良された。なお男性の場合は片方の靴下のみ残る。
・ブラックキャットとは異なり(うろおぼえ)、先生はドジっ子という性格に。これには2つのメリットがある。1.ドジっ子なのでいつでも転んでリト君とぶつかることができる。2.悪い組織に命じられて生体兵器を作ってたことの理由付け(ドジっ子だから騙された)。

<今月の>
・ティアーユ先生担当教科は化学2。キャリアを役立てた。
・ティアーユ先生、本人の知らぬ間にハーレム入り内定。
・石鹸が登場(半年ぶり2度目)
・全体的に見開きの右ページに高い全裸率。ページを捲ると即変態、という漫画的手法を有効活用か。ネウロを思い出した。
・「リトさん並のズッコケ体質!?」というセリフで背筋が凍る。先月から続いて先生は転んでいるが、まだ転倒によってリト君と「ぶつかって」はいない。次号以降の予言と見るべき。
・「リトさん!してあげてください!」「結城くん それでわかってもらえるのならぜひ!」今月のヒット。宇宙人には地球人のモラルとか倫理は通用しない。
・巻末コメントにて「キャラが増えると新しいことができるので楽しいです<長谷見>」とのこと。先生の性格変更等は原作者の手によるものらしい。やはり天才か。

守りたい 祖国の空

 わたしは今、元旦に新品のパンツを履くがごときスッキリサワヤカな気分に満ち溢れている。何年間もかけて、人の話を聞いたり本読んだりしてうんうん唸った後、パソコンで数万文字に渡るうんこをひねり出し、中身より見事な紙で本のように束ねたものを、もしかしたら本体より難しいんじゃないかと思う添付書類とともに提出する作業を終えた。添付書類の履歴書のみ再提出になってあわてたのは予想外だが、とにかくこれでやっと年が明けた。あけましておめでとう。そして年が明けると同時に僕の2011年度はすべて修了した。残り3か月はある意味で全て休日である。ちょくちょく労働があるのが非常に残念だ。

 これで問題無ければ、履歴書ではあんまり見られない資格を1つ得ることになるはずだ。うすうす思ってはいたが、これが思った以上に実感が湧かない。一応最大の目的を果たしたはずなのにその実感は皆無。むしろ目の前にあふれる何もしなくていい時間の量が幸せでたまらない。いったい何をすべきか。現状で考え付くところを挙げておこう。

掃除
特に年末何もできなかった分を含め、大掃除を超える伝説の超掃除を求める民の声は大きい。

食料品の補給
2か月ほどほとんど自炊が出来なかったおかげで、食料品が、というか調味料すらもが軒並み在庫切れである。実は今自宅には砂糖と塩しかない。各種スパイスすら賞味期限を迎えてお亡くなりになっている。玉ねぎを買ってきただけでカレーを即作れない台所にいったい何の価値があるだろうか。

運動
なまってるなんてものではない。そして最大30時間ぶっ続けでキーボードを叩いたおかげで肩はコンクリートの強度に達している。これをほぐすために水泳でもやりたい。

旧PCの改造
やるやる言っててまだ何もやってなかった。ブルドーザというAMDの新しい方のCPUがヤムチャ以下の出来で散々だったらしいので、APUの適当なやつを見繕いたい。何をするでもないので性能は度外視している。出来ればマザボふくめて1万ですませたい。メモリは今も値下がりしてるので安物を適当に。目標1万5千円以下でPC復活を試みる。OSはてきとう。

ザンギエフ
なんと2週間も触っていなかった。禁断症状が出なかったのは幸運であった。昨日にやっと新年のザンギエフ初めを執り行ったが、やはりブランクの影響はすさまじくついにBP15000を割る散々な始末。とりあえず4月までにPP4500、BP16000以上でザンギエフランキングトップ10入りを目標に修練を積み重ねていきたい。

ドラクエ
とりあえずWiiのドラクエを買う必要がある。そして来たるべきジェネシスでのドラクエ1RTAに備えるのだ。

その他
簡単に書いたけど、このその他が一番時間を喰うであろう。なんとなくミンサガのデータを作り直して一人旅とかやってみたい。真かまいたちの夜はもう出たか。アメリカ製地球防衛軍もやってみたい。

 まるで新年の抱負のようである。それと違うのは、これらを3か月でやるということだ。そう考えると急に時間が無いように感じられる。こんなの書いている場合ではないのでこの辺にしておこう。


 と、書くのをやめようとして思い出した。昨年末に「最近の日記は人に読ませる気が感じられない」と去年は毎月会った東京の方や一宮のリーダーに就任した方に指摘された。非常に心外である。ちらっと前の記事を読み返したりしてみたが、どうみても親切設計で分かりやすいテーマの日記ばかりではないか。RAPの改造なんて写真付きだ。これ以上なにをどうわかりやすく書けば良いのか見当もつかないが、まあ努力してみる価値はあるだろう。次回は、このわかりやすさをテーマに、今月の素晴らしいとらぶるを子供にもわかるように考察してみよう。

祖国の空をあなたに守ってもらうために私ができること

 多忙が本気を見せてきた昨今。そんな近況はさておき、本日は我が家のリアルアーケードプロ(RAP)ボタン交換記(写真つき)をお送りしたい。人類の99.9%には必要ない知識であり、ここよりもはるかに詳しい説明と美しい写真で解説をしてくれるサイトは山ほどあるので、この記録の存在価値は特に無い。とりあえずここにBUROGUらしい記事が1つでもあることに意義がある。あと交換がとても楽しかった。

 まずは交換前の姿。オレンジが眩しいリアルアーケードプロアマゾン限定モデルである。購入して3年くらい。

 一見何の問題もないが、このオレンジのボタン群の一部にガタつきが見られるようになった。具体的にはちょっと触っただけなのに小パンや大パンが「たまに」暴発する。この「たまに」が曲者で、なんとなく具合が悪い程度の風邪の引き始め的症状なのは間違いない。しかし風邪は万病の元、一つの小パンが勝敗を分けることもある。というわけでネットで簡単に情報収集を行い、人類の残り0.1%に属する後輩から「家に余ってた」らしい三和製ボタンを格安で頂いた。自宅に在庫があるなんて0.1%中の0.1%だ。そして結婚式の引き出物で選択した工具セットも揃い、晴れて工事を決行するに至った。

 ボタンやレバーは天板に固定されているが、天板を固定するビスはねじ山が無いタイプ。従って、まず裏蓋を開けた後に、内部から天板ビスのナットを外すことになる。

 裏蓋は+ドライバーで難なく開く。問題は天板を固定している6本のビスのうち、2本が大変狭い部分にあり、ラジオペンチを使ってもとても回せない。

 そこで六角ナットを回せる長いヤツ(名前知らん)が必要となる。今回の工事は、とにかくこれが無いと詰む。


 6本の天板ビスを外せば、ついに天板裏面とご対面。


 モデルによって違うのだろうが、僕の機種では内部の配線が短く、天板を完全に裏返して作業することが出来なかった。その短い配線も何故かテープで固定されており、意地でも交換などさせない、と言わんばかりの何かを感じた。テープは無駄なので剥がした。

 ようやくボタン交換に着手できる。

 今回は右のホリ製ボタンを左の三和製ボタンに交換する。ボタンと天板はプラスチックの返しで固定されているのだが、ホリと三和ではその作りが若干違う。3年使ったホリボタンの固定部が削れて白くなっているのがお分かり頂けるだろうか。これが原因でボタンがガタついたわけだ。

 ボタンと配線は「ファストン端子」で接続されている。こういう配線のさきっちょを端子に指せば通電する感じのものをファストン端子と呼ぶらしい。テストに出るので覚えておくと良い。

 ファストン端子は根元にマイナスドライバーを当てて軽く捻り、その後テコの原理で優しく持ち上げれば簡単に外れる。

 どう見ても折れやすい部品なので全力で脱力して慎重にすべきポイントだ。

 そして新しい三和ボタンに端子を接続していく。

 ここは完全に手作業でやるしかない。子供のころ各種プラモデルのパーツを折りまくって泣いた記憶が蘇る。優しくまっすぐ力をかけるイメージが重要。

 で、無事に一つ目の交換が終わった。上の写真とボタンの色が違うが、もともと新品の黒と中古の白を頂いており、端っこのあまり使わないを中古ボタンにしようと、後から思いついて接続しなおしただけである。

 配線の色などを覚えるのも大変なので、交換は一ボタンごとに行うのが吉。その度に配線のねじれ等も直しておこう。他のボタンも同様に交換し、裏蓋と天板を閉めるだけで完成。完全交換後がこちら。

 右上のスタート・セレクトボタンも三和製のものを頂いているが、この二つを全く酷使していない&酷使する予定もないので後のために残しておくことにした。一部にホリボタンが残ってても良いじゃないか。

 交換後の試運転(画像はリプレイ)。ボタンがガタつかないので快適になりましたとさ。

 
 今回ホリから三和へ変わったことで、ボタンの感触にも変化が生まれた。ホリはよりボタンが深く押されるような構造で、三和のほうが押し心地が浅い印象。だが現実のゲーセンはほぼ三和ボタンなので、よりリアルなアーケードになったのは間違いない。ただ、さんざん練習してきたずらし押しのタイミングも若干違うようで、慣れるまでにはもう少々かかる。
 で、ボタンを変えたら次はレバーを三和からセイミツに、と言いたくなる。今のところレバーに不具合は皆無であること、そしてどうやら僕のRAPはセイミツレバー交換のために天板を削ったりする必要があるらしいこと(未確認)、などの事情で次の交換記はだいぶ先になるだろう。


 スパ4AEは一時期BPが15000に達し念願のAクラス入りを果たした。ザンギランキング最高で16位に到達したものの、Aクラスになってから敗戦時のBPの減りが40以上、勝利してもせいぜい15前後しか貰えないため、ポイントが全く増えないどころかガンガン減っていく始末である。BPを増やすためには3回勝って1回負ける以上の成績、要は勝率75%以上をキープする必要がある。現状の通算勝率は64%なので、自分はまだまだなのだと痛感させられた。現在はとにかくBP15000に戻そうと奮闘中。PPは3500までは普通に上がるので特に考えないことにした。

 スパ4でザンギ待ち受けを初めて半年ほど経つが、ここ最近、ザンギが苦手とするハゲ御三家(サガットダルシム、セス)との遭遇率が尋常でない。5回連続で別人のセスとかキャラ使用率を考えてもあり得ない。これは僕がザンギオンリー使いだと完全にばれている証拠である。というわけでサブキャラとしてハカンを使い始めた。ザンギしか出てこないと見せかけた所、おもむろにハカンが表れて対戦相手を困惑させる作戦である。中にはハカン選択を見てから回線を切るサガット使いなんか居て失笑するものの、ザンギとは違う面で楽しさがあってスパ4は奥が深い。PPはザンギをやっていれば自然に上がるので負けてもストレスなく楽しめ、勝てば当然うれしい。本キャラ一筋で消耗した精神を油相撲で癒す。サブキャラはプレーヤーの精神安定に一役買う大事なものだと分かった。

必ず答えるからな

 どうやら今年で学生の身分から解き放たれることがほぼ決定した。まだクリアすべき関門は残っているが、不慮の事故あるいは怠慢などの事情がない限りは大体大丈夫。問題は学生から何にジョブチェンジするのかである。しかし、幸か不幸か周辺には稼ぎ口が無いわけでもなさそうなので適当に生きていけそうだ。子供のころはこんなに飄々とした生活を送るとは想像もしていなかった。逆にきっちり会社で働く姿も想像もしていなかった。というか将来の夢は?と聞かれて職業を答えたことが少ない気がする。覚えている限りでは、5歳:パイロット(飛行機が好きだったはず)、12歳:サッカーの審判(思いつかないので適当にでっちあげて卒業文集を作成)と答えたはず。それ以外は何と答えたのか全然覚えてない。逆になりたくないものとして、10歳の時点で学校の先生と医者と政治家を挙げていたのは記憶している。そしてゆくゆくはなりたくない方の希望に沿う職業を務めるかもしれないわけで、まあかくも人生とはままならぬものよ、と考えたふりをする今日この頃。そんなことより多忙のせいで買い物に行けず冷蔵庫の中にキャベツしか入ってない現状が大問題である。

 10月以降は個人的に結婚式ラッシュである。その一つを今月初めに終えた後、何次会かで一宮にあるGENESISというレトロゲームバーに初めて連れて行ってもらった。今までファミコン等昔のゲーム機を売りにするバーにいくつかお邪魔してきたが、幾多のレゲーバーと比較して、マスターのゲームに関する知識量と愛が段違いの名店である。絶対にまた行く。この店を無くしてはならない。政府はもっとこういう店を保護したりするべきだと思う。

 スパ4はBP13000、PP3000〜4100と牛歩ながらポイントを伸ばし、ザンギランキング27位まで来た。自分のプレイを振り返って一番苦手なのがガードだということに気づき、反撃したい気持ちをぐっとこらえて防御に徹する闘いを繰り返した結果、なんとか未知の領域であるPP4000に到達。お赤飯炊こうかと思った。

 技術方面では、シベリアンくずれのパワーボムが徐々になくなりつつあり、コパコアバニも8割がた成功するようになった。またトレーニングモードではつじ式入力による<コアコア中PローEXバニ>コンボを練習中。一応ザンギの最大ダメージコンボらしい。猶予0フレームが続く大変難しいもので成功率は5割を切る。実戦投入はもうちょっと先になるだろう。

 祖国の空を使い続けて2か月ほど経過し、失敗時のリスク回避や逃げの用途で祖国より使い勝手がよろしいと分かったのでメモ。特に普段から飛んでる人々には効果大である。
ブランカに強い。各種ローリングやウルコン1の飛び上がり部分を吸える。
・ホークに強い。相手のウルコン2から後出しで一方的に勝つ。
・エルフォルテに強い。飛び込みに対するウルコン1なら後出しで勝ち、ウルコン2なら両者空振りののちザンギが先に動ける。
バルログに強い。フライング系に困らなくて済む。

 このように、ザンギの苦手なやつらにキャン言わせることができて大変満足である。各種昇龍も吸えるので、これをプレッシャーにして飛び込めたりもする。もうシベリアンは手放せない感じ。

 また公式サイトブログより、2012バージョンの内容が大体見えてきた。ザンギはEXバニダウン無しみたいな大きな変更は無く、スタン値が増えるとか大Pで吹っ飛ぶようになるとか笑える内容で何より。しかし正直昨今のザンギはちょっと強すぎると思う。やはり投げキャラは不利なほうが面白い。この辺りは他のキャラの強化調整でバランスが変わるだろう。個人的には、AEからスクリューの範囲とダメージを元に戻して、代わりに飛び道具専用のブロッキング搭載とかだと心躍る。絶対無理なのでさすがに書き込んだりはしなかった。

祖国の空は私が守る

 多忙の最終局面が見えてきた。これまでにない量のやらなきゃいけないこと、準備の必要なこと、全然わからないことのオンパレードがやってくる。自己分析として口頭報告はどうにでもなるけど書類関係が弱点。

 そんな多忙の隙間を縫ってのストレス解消だが、自宅ではPS3の電源を入れてばっかりだ。完全に趣味がゲームの人になりつつある。そのPS3は発熱がものすごい。自宅の移動式チェストの上で稼働させていると引き出しの1段目がサウナ状態になるほどに。場所さえ不安定でなければ本体を立てて置くところだ。この発熱問題を解消するため、8月には愛知県某所のニトリで料理用のカゴ、網、金属の整理箱等を物色し、要は本体下に空気の通る隙間を作る仕掛けを模索した。結果、100円ショップにて魚焼きグリル用の網を購入。絶妙のサイズと高さで、これが意外と良い具合だ。

 本来はアルミのすのこ的なもの、要は空気が通るだけでなく放熱も考慮したヒートシンクになりそうなものを探していた。アルミ製のすのこくらい何処にでもでもありそうな気がしたが、これがまた不思議と全然売ってない。ようやくネット検索を実行して唯一ヒットしたまともな製品がこちら。

http://www.sunokotan.com/

 ただでさえ競合他社の少ない(要は需要の少ない)放熱目的のアルミ製すのこ業界のオンリーワンでありながら萌えキャラクタ設定を加えて更にブランド化。針の穴を通すような一点集中商売だ。かなりの英断だと思う。放熱の点で割と評判が良いのがまた21世紀の日本を感じさせる。当然のようにすのことは無関係のキャラクタグッズもあり、もう何も言うことはない。半額なら買ってたと思う。


 このように日本を席巻、というか隙間に入り込んでいつのまにか日常化しつつある萌えの波がついに我が家にも押し寄せてきた。まさか他人に贈ったメルルのアトリエを自分でも買うとは思っていなかった。一応お贈りした方と同様に弁解をしておきたい。

 ヴィオラート以来二度目に触った錬金ゲーであるが、このゲームはRPG部分が大変よく出来ている。アイテム作成の自由度とRPG的イベント解消の縛りが程よく調和しており、ダラダラやるのもよし、アイテムを1つ拾うかどうか悩みつつ進捗をガチガチに管理しながらやりこむも良しの良いとこ取り。アイテム作成が6割を占めるゲームで、装備品だけ周回引き継ぎ可能な点がRPGとして個人的に琴線に触れるポイント。クロノトリガーみたいにレベルまで引き継がれると途中で飽きてくることがある。アリアハン周辺でおおがらすを狩ってレベル4になるあたりがすごく楽しい人間として、強くなる加速度を毎週楽しめる方が良い。

 肝心の萌え云々の話だが、正直に言って懸念するほど大したことはない。確かにSERO:Aじゃありえない画面がBENQの27インチディスプレイ一杯に映し出されたりはした。が、物語の中心部分では、主人公含めた登場人物の半数以上が女性なせいか、プレイヤーに媚びるような要素は想像以上に少ない。そこでは女同士の友情あるいは同性愛なんじゃねえのと思えるようなものが展開され、これをありがたやと思えるかどうかはプレイヤー側の素養が大きく問われる。そしてまだ自分はそこまで行ってなかった。またキャラクタデザインは過去2作からの大きな変更だったそうだが、少なくとも服飾デザインが男性の感性では無く、ここだけはちょっとすごいと思う。ただし声優さんのおまけボイスだけは怖くてまだ聞けていない。ミンサガ8人クリアエンディング後の座談会のトラウマである。

 このくらいで何かが伝わっただろうか。要点をまとめれば、数多くのパラメータと制限時間を管理しつつサクサクの戦闘と強すぎる隠しボスで遊べるRPGとして大変よく出来たゲームだ。それ以外は割とどうでもいい。絵が漫☆画太郎のばばあオンリーになっても遊べる良作だ。

 
 この合間にスパ4もやらないといけないのが辛いところだ。現在BP10500、PP3000〜3700ほど。勝率6割をキープしているがBPがまったく上がらず、ザンギランキングは40位前後をうろうろ。気晴らしにやっているハカンのランクがCになったりした。

 最近の革新といえば、ウルコンを祖国からシベリアンに変更、コパコアバニと小足仕込みバニが実戦で機能し始めたこと。祖国とは違い、カウンターや奇襲の面でシベリアンはとても楽しい。飛び込みから祖国の空を守る宣言を行い、暗転中に画面下のほうからタイガーアパカとか聞こえると脳内麻薬が出る。またウルコンは信念を持って選ぶべきと信じているので、例えバイソンが来てもシベリアを使う。これは変えたくない。

 コパコアバニは一回当てると相手の意識が防御に傾くので非常に吸いやすくなることが分かった。これに関連して、画面端を背負ってスクリュー後、ジャンプで画面端脱出したりせず棒立ちのまま起き上がりをまた吸うのが最近のマイブーム。驚くほど吸える。仕込みバニは暴発も多いけど牽制の要になりつつある。今後はコアコアバニと昇龍拳感覚で祖国の空を守れるようになるのが目標。トレーニングに精が出ますな。


 あとスト3オンラインも買ってみたが、日常的に遊ぶには謎のラグが多すぎる仕様で相当にげんなりである。操作が遅れるというものではなく、ヒットエフェクトが二重になる、背景が滑らかにスクロールしないなどの微妙な現象だが、やってる方にはかなりのストレスである。あんまり楽しく遊べそうになくて残念。