神と悪魔の右手
大学祭を横目に大学入り。僕の居る建物は、例年ならば出店が並んで最もにぎやかな(うるさい)通りに面しているのだけど、今年は店も少なく比較的静かだ。ボールを的に当てるゲームに人だかりが出来ている程度には、面白いものが無いらしい。
皆様既にお読みであろうが、SQの矢吹先生の話をしなければならない。今月の前半部分は神懸かっている。洋菓子店だからクリームを使ったんだ、なんて発想は野暮。むしろこの前半オチのために洋菓子店である必要があったと捉えるべきだ。これは「設定を生かす」段階じゃなく、もはや「伏線回収」と解釈するのが妥当。
一方、今月のベスト一コマは佐藤鈴木ペアの体操着イメージシーンで満場一致するだろう。ブルマの女の子が描いてあれば必要十分なのに、矢吹先生は右手を描くのを忘れない。この右手に気付くかどうかは、読者の高度な読解力が問われる所である。僕も気付くのに数秒かかった。難解だが、それだけに想像を超えた破壊力だった。話の流れ・キャラの性格等一切と関係ない、服に隠された右手の破壊力は、人間の表現可能なレベルを超越した神の領域。最高の敬意を持って、このコマに「神の見えざる手」というタイトルを贈りたい。
どうでもいい最近の悩みは、この漫画のキャラクタの名前が佐藤・鈴木さん以外分からない事である。ケーキを買って行くとらぶるの人々は一発で分かるのに。
あと、なにわ小吉が凄く面白かった。色んな所で少し描いているらしいけど実際目にしたのは、それこそ王様はロバ以来かもしれない。なんで連載しないんだろう。いぬまるの人は安定だったけど、もう一人の人はちょっとどうしようもない。「世界一つまらない」というタイトルから0°回って微動だにせずつまらない。久しぶりに金返せと思ったけど、矢吹先生となにわ小吉とテニスに免じてまあ良しとしよう。テニスは、環境に制約されながら相手に弾を当てると勝つ話だった。これだけ読むとゴルゴ13と内容が変わらない。